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1学年委員会

 1学年委員会は、1学年の各学級から3名づつ選出された保護者と、1学年の学級担任で構成されます。また、その中から委員長1名(保護者)と副委員長3名(保護者2名と学年主任)が互選されます。
 1学年委員会は、1学年の全体および学級ごとの事業を行います。

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1学年行事開催しました
平成29年2月18日(土)1学年行事を開催しました

 2月18日(土)八王子東高等学校の柔道場にて、1学年行事「身も心もリフレッシュ!初めてでも楽しめる簡単ヨガ」を開催しました。講師には国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定ヨガインストラクターの高橋さつき先生をお迎えし、「初心者でも楽しめる簡単ヨガ」をテーマにご指導頂きました。座った姿勢での呼吸調整から始まり、簡単なポーズを取る事で少しずつ体の凝りをほぐしながら、ゆったりとした時間を過ごしました。体が固い事やポーズを取れるか等が心配という声も事前に聞かれましたが、先生に優しくご指導頂き、皆さん楽しく体験して頂くことが出来ました。

 余寒厳しい日が続くなか1学年の先生も含め約30名の方が参加して下さいました。日頃の喧騒を離れ、ゆったりとした時間を過ごして頂けたことと思います。


1学年行事開催します
1学年行事「身も心もリフレッシュ!初めてでも楽しめる簡単ヨガ」を開催します。

この度1学年の保護者の皆様との親睦を深めるため、学年行事としてヨガを企画致しました。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

日  時:平成29年2月18日(土) 11:00〜12:10( 受付開始10:40〜 )
場  所:八王子東高等学校 柔道場
講  師:国際ホリスティックセラピー協会(IHTA)認定ヨガインストラクター
     高橋さつき先生
持 ち 物:動きやすい暖かい服装、ヨガマットまたは大きめのバスタオル 、
スポーツタオル、飲み物、上履き

柔道場では素足又は靴下も可ですが、滑りやすいので靴下は脱げるようご準備下さい。
更衣室は使用できませんのでタイツ、ストッキング類はご遠慮下さい。

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1学年進路講演会開催しました

 今回の講師の大内先生は、最先端の研究で国際的に活躍されている天文学者です。
(東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。現在、東京大学宇宙線研究所準教授。研究テーマは、宇宙史初期、銀河形成、宇宙の大規模構造、観測的宇宙論)
 講演では'91年に八王子東高校に入学されてから現在に至るまでの25年間の歩みを、ご専門である天文学のお話を交え、とてもわかりやすくお話し下さいました。
 意外なことに、大内先生は中学時代に読んだ雑誌"Newton"に影響を受け、なんとなく宇宙に関心があったものの、いわゆる天文少年ではなかったとのことです。東高に入学後は英語と国語が不得意で、特に英語は"消えてほしい"とまで思ったほどに理系の生徒だったそうです。高3になり、進路を考えた際に「人と違うことをやりたい」という思いから、天文学者になるという目標を決め、東北大学に合格されました。
 大学入学後は国費でアメリカ留学することと、研究のために東京大学大学院に進むことを目標とされました。しかし、周りの優秀な学生達に圧倒される思いや、慣れない一人暮らしから体調を崩すなど、悩み多い日々だったそうです。そうした中、阪神・淡路大震災が起きたことを知り、急遽ボランティア活動のために神戸へ向かわれました。そこで厳しい体験をされた様々な人々との交わりや、色々な場面に接して、「とにかく行動を起こさなければ、何も始まらない。前向きに取り組むこと」の大切さを強く感じられたそうです。
 この体験から「1mmでも天文学者に近づきたい。その為には全力で取り組む!」と決意され、「1日18時間勉強をすること」をご自分に課して猛勉強に励んだ結果、国費でアメリカへの交換留学(California大学)と、東京大学の院試にも合格され、二つの目標を見事に達成されました。
 こうして、本格的な研究生活を「未知の宇宙を知りたい。人類初めての発見をしたい」という希望を持って始め、ハワイにある"すばる望遠鏡"の先につけるカメラを開発する研究室に入られました。ハワイ島マウナケア山の山頂という厳しい環境での観測で身体はボロボロの状態でしたが、大学院2年生の冬頃には本格的に観測できるようになられました。その一方で、性能が良いケック望遠鏡にはとてもかなわないのでは?と悲観的になっておられたのですが、新しいプロジェクトの提案書を申請し、より広く遠い範囲のデータ解析をしたところ、古代の宇宙地図である巨大構造と原始銀河団を発見でき、その成果を論文発表することが出来たそうです。
 この頃博士号を取得し、ハッブル・フェローに申請書を出して見事に取得。'04年に再び渡米し、首都ワシントン近くの研究所にて研究を続けられました。次のプロジェクトはさらに遠い130億光年の彼方の天体を探ることで、207個の候補天体を見つけられました。その中でも気になる大きな天体をケック望遠鏡で分析し、発見されたのがID:36215。"Himiko"と名付けるという素晴らしい研究成果をあげられたのでした。

 現在の大石先生の仕事は、

研究(観測、データ解析、論文の執筆やチェック、研究会やミーティング)
社会や組織との関わり(本の執筆、科学館や学校での講演、その他マスメディア)
教育(講義、研究指導)などです。
 今後は「おもしろい、誰もやっていない研究」をしていきたいそうです。
 最後に、「職業について夢を持たない、あるいは実現しなかったとしても、結果が全てではない。とにかく全力でチャレンジすること。辛いことも多いが、とてもエキサイティングであり、悔いはなく、充実した人生となる。失敗を恐れずに!」と力強く語っておられたのが印象的でした。

 講演終了後は場所を特別教室に移して、大内先生と生徒、先生、保護者を交えて懇談会を行いました。数名の生徒から積極的に大内先生に質問がされ、それに対してとても丁寧に答えて下さるなど終始和やかな雰囲気でした。
 八王子東高の先輩であり、いくつもの挫折を乗り越え、志高くチャレンジし続ける大内先生の姿勢は、将来の進路を模索する生徒たちにとってとても素晴らしい刺激を与えて下さったと思います。大内先生に深く感謝申し上げます。また、今回の進路講演会と懇談会に参加された保護者の皆様、どうも有難うございました。


<生徒>
  • 新聞に載るような謎の天体を発見したことがとても素晴らしいと思いました。
  • 先生の高校の話では、自分とたいしてかわらない人だったと感じたが、その後の大学の話を聞いて、先生との差はここだと思った。あきらめないことや、行動力が夢をかなえる人になるのだと思った。
  • 今、夢がなくてもそれは全く心配いらないという言葉に安心した。全力でうち込めるものを見つけたいと思った。
  • 周りに自分より頭の良い人がいたときに勉強時間でカバーしようと1日18時間勉強をされていたという話。そういった有り得ないというような事をする事が自分の自信につながるのだと感じた。
  • 今、成功している先生でも、挫折を経験してそれを乗り越えるために、すごく努力していたということが分かった。他の人より秀でるためには、並大抵の努力ではいけないということが分かった。
  • 心が病んでいた時、震災をきっかけに、全力でやるという姿勢で勉強していたこと。自分も、できる限り全力でやってみたいと思った。
  • 今現在自分が不得手としている勉強の教科などが、今後自然に将来使うものになるのかもしれないと思うと、将来自分がやりたいと思う職業が多くあることも、想像もつかない職につくこともあり得ると思った。


<保護者>
  • 東校時代のお話から、宇宙誕生後間もない古代宇宙の話まで、あまりに広くて深いお話で、興味深く、時間が足りないと感じる位でした。
  • 挫折を乗り越えて、前向きに全てのことに取り組んでいく精神的タフさに感銘を受けました。(自分の子にも、そうあってほしいと思う、人生に対する姿勢です)
  • 震災のボランティアに参加したことにより、立ち直ったとのこと、その後、大変な努力をされて、夢を実現されたこと、子どもたちにも大変参考になったことと思います。
  • 大学時代に天文学者を目指して、1日18時間勉強された結果、天文学者という夢を実現した先生の生き方に、とても感銘を受けました。
  • 挫折を味わったあとに、いろいろな経験を通して、"努力をし続ける""あきらめない"という姿勢を続け、すばらしいと思いました。
  • 研究だけでなく、最後の方ですが、家族が支えである旨の話をされていたので、保護者としても、とても嬉しく思いました。



1学年進路講演会開催します

http://natgeo.nikkeibp.co.jp/



1学年委員役員全体親睦会開催しました
 6月4日(土)18:30から、八王子駅近くの和食店で1学年委員役員全体親睦会を開催しました。担任の先生方も全員でご参加くださり、総勢49名の盛大な会になりました。 4組の担任である平井先生の乾杯から始まり、まずはクラスごとにテーブルを囲み、それぞれのクラスの雰囲気について各担任の先生からざっくばらんなお話をしていただきました。また参加者同士で子供たちの活動(行動?)について情報交換を行い、クラスの雰囲気、学校生活の様子、さらには初めての中間試験の状況など、子供たちから聞けない話を聞くことができました。その後、各先生が個性あふれる自己紹介と、自分のクラスのみならず他クラスの様子についても紹介してくださり、先生方の情熱に保護者は圧倒されるばかりでした。最後は学年主任の遠藤先生による一本締めで閉会となった2時間半でしたが、話が尽きることはなく、あちこちから笑い声の絶えない楽しい親睦会だったと思います。ご出席いただいた皆様、ありがとうございました。お互い協力しあいながら、1年間楽しく活動していきましょう。

 保護者の皆様、このような場を経験していただけると八王子東高校の良さ、子供たちから聞くことができない学校での様子などを知ることができます。今後3年間、子供たちを見守っていく皆様との「ネットワーク」が深まりますので、機会がありましたらぜひPTA活動にご参加、ご協力をいただけると幸いです。


役員会等
学年委員会
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